パーソンズ州立病院

隔離病室と思われる独房じみた電子ロック付きの室内に、便器に釣り竿を垂らしながら白骨化してる遺体がある。
「何というか、さすが精神病院だな...あるいは単に餓死したのだろうか？」と思いながら部屋の隅に目をやると、魚の骨が散らばっていた。

>>19
調べてみたら最近はMental HospitalとかPsychiatric Hospitalの方が主流とか…どうも昔の劣悪な精神病院のイメージからダブルシンク的にやたら難しい言い方に変わったようである。
Asylumには安全な地という意味があり難民のことをAsylum seekerと表現したりするので言葉としては残ってはいる。この事から設立当初のストレスレスな環境でゆっくりしながら体を動かすという原義としては的を射ているとは思う。
また俗語ながら精神病院を指す言葉としてCuckoo's nest''カッコウの巣''がある。映画化されたケン・キージーの小説、''カッコーの巣の上で''のカッコーの巣はこの事を指す。また精神病患者のことを侮蔑的にcuckooと呼んだりする。何故カッコウなのかはわからないがカッコウが托卵する性質から転じて精神病患者が社会のお荷物として閉鎖的な環境に追いやられているからという説がある。

Insane Asylumという名称は現実でも1世紀ほど昔に用いられたきりである。
つまるところ、精神病院というより「癲狂院」が近い。

ロレンゾを監禁すると共に僅かな治療の可能性に懸ける為にジャックが建てた

ジャックのターミナルによると一般患者も多数受け入れて
音楽療法、芸術療法など >>9 にある向精神薬発明以前の優雅な治療が行われていたようだ

おそらくロレンゾの精神を治療する為の実験台的な側面も強かったのであろう
もちろんジャックが治療を捨てて、父の体質を利用するただの吸血鬼と化していた可能性も否定出来ない

現実のダンバース精神病院は取り壊され住宅街の一部となっている。また、精神病院のイメージの払拭のため周辺はソフトウェア会社などを誘致しているようである。
因みに元ネタのオマージュであるDCのアーカム州立触法精神病患者収用病院(正式名称はこんなしゃちほこばった長ったらしい名前である)はフランク・ミラーのダークナイト・リターンズ等の未来を描いた作品ではウェイン財団の資金提供によってマトモかつ近代的な精神病院となっていたりするが大体前時代的な施設でなんとか精神病の治療をしているものの市政の腐敗で職員は適当、インターンの大学生がクソピエロのカキタレ化、杜撰な警備態勢であいもかわらずクソピエロ&そのカキタレとかグリーン姉ちゃん、顔面アシンメトリー元地方検事、カレンダー野郎等が時々脱走してバッツにボコられてまたぶちこまれてを繰り返すろくでもない病院としてしゃーなしに存続し続けてる。そうでないと物語が続かないから仕方ないが割りとどうしようもないまんま2つの世紀を越えてそろそろ21世紀も四半世紀に突入しつつあるボロ病院。ペンギンでもいいからそろそろマジで何とかしなよ…

カボット邸からここに来る途中でジャックがいつの間にかインスティチュート製の銃を持っていた。まさか彼もシンス？

Special Deliveryでエドワードに「名前に驚くな」と言われるが、精神病院のニュアンスが抜けてしまったために会話の意味が通らなくなってしまっている。

私の場合は、メロンソーダが残っていて、粘液の山を調べる、でした。
調べると後ろから返事が…
「厄介事を持ち込まないでくれ…」

べヒモス数体に追われてここに来たら傭兵が助けてくれた！

一応記しておくと、ボブルヘッドとマサチューセッツ外科ジャーナルが手に入れられる。

コンバットアーマー目当てに傭兵を狩りまくった後クエストで訪れたら首無しの傭兵が立っておりVATSにも頭が表示されないし話しかけても無反応だがちゃんとこっちに身体を向けてきてなかなかホラーな光景だった
スリをしてみたらエラーが発生した
アーマー狩りの際は傭兵の怨霊に注意

許されざる角度のレイダーの死体がある。

非常に立派な作りの精神病院だが、これは19世紀なかばから始まった
精神病治療の方法として、田舎に立派な建物を建て、新鮮な空気を吸いながら
体を動かす作業をし、文化的な活動をすることが有効とされたからである。
この発想自体は至って正当なもので、ストレスのない環境と適度な運動、
それから気分転換のできる趣味が精神病の症状を緩和させる事は現代では
広く知られているが、問題はその実施がそう上手くは行かなかったという所である。

当初は快適な治療環境でゆっくり精神病を治すというコンセプトだったはずが、
次第に入院を希望する人が増えすぎ、環境が悪化して入院者への待遇が悪化し、
運営サイドによる汚職なども横行するようになってしまった。間もなく
向精神薬が発明され、自宅で治療が出来るようになるとこうした病院は廃れ、
そのまま広大な土地にぽつんと立つ、美しく立派な建造物の廃墟となっていった。

ダンバース州立精神病院はそうした背景からロボトミーや電気ショックによる
短絡的な治療行為を発明、実施していたとしばしば噂される。
ロボトミー手術自体が精神病治療における暗部であり、医学上の禁忌にも
抵触していたため実際に行っていた病院でも記録を抹消したという事情もあるが
ここで「考案された」という部分に関しては少なくとも否定される。
…というのは、当時ロボトミーという外科的な精神病治療を見つけた人々は
喜々としてその発見を報告しており、思いっきり記録に残っているからである。

鍵がかかった病室の角に人が近づくと反応するサルのオモチャが五体並べて置いてある。
扉を開けて直ぐに見つかる薬品類に気を取られて、いきなりの異音に驚いて銃を乱射したビビリな111も少なからずいただろう。
この場所をデザインしたスタッフに悪意を感じるかもしれないが、これは目先のアイテムに気を取られてクリアリングを忘れてしまうプレイヤーに対してスタッフからの注告ではないのだろうか。

建物に入ってすぐの所は病院の管理棟。そして建物内の中庭の先が精神科病棟の正面入口となっている。しかしその病棟入口は閉ざされていて、中庭1階の壁穴からは病棟のランドリー室へ入れるのだがその先のドアも閉ざされている。そのため足場を使い2階から病棟へ進入することになるが、そこから病棟1階へ降りた先の閉ざされたドアは、つまりそれぞれ正面入口と、ランドリー室であることがわかる。

病院のモデルは、マサチューセッツ州ダンバースに実在したダンバース州立精神病院(Danvers State Insane Asylum、ダンバース・ステート・インセイン・アサイラム) と考えられる。ダンバース州立精神病院は、ロボトミー手術が行われていたことでも有名で、映画『セッション9』の舞台ともなった。また、H・P・ラヴクラフトのクトゥルフ神話小説(『ピックマンのモデル』『インスマウスの影』『戸口にあらわれたもの』等)にもしばしば登場する。余談だが『戸口にあらわれたもの』ではマサチューセッツ州アーカム(クトゥルフ神話上の架空都市) が舞台のためアーカム・サナトリウムという名で登場、それが後にバットマンのアーカム・アサイラムのモデルとなった。

ほぼロレンゾを閉じ込めるために作ったような施設なのに｢州立｣なあたりから当時のカボット家の権力が窺い知れるだろう。

木のブロックが｢CRAZY｣の順番に並べてある場所がある。精神病院だから？
独房には鉄筋コンクリートの壁をブチ抜いている白骨死体があり、彼の部屋にはチョークを並べてHELP MEを形作ってある。書けよ。

患者第一号がロレンゾなので歴史は相当古く、19世紀には既に存在していた。

ここの傭兵はコンバットライフルとコンバットアーマー標準装備である。始まってすぐは強敵だがこいつらから装備を頂戴するのもありかもしれない。

入植者からは「あの精神病院には近づくな」という趣旨の警告をされることがある。
翻訳揺れのせいでどこのことを指しているかサッパリだった111もいるのではないだろうか。

言語版では「Parsons State Insane Asylum」＝「パーソンズ州立“精神”病院」。
なぜ「精神」を訳さなかったかは不明

ロレンゾ家が運営する精神病院
クエストでジャックに連れられてここに侵入した時、帰り道に気付くと思うが、彼はこの病院を一周して一番最初の入口に戻ってから大広間を進む